育毛の原理



通常、髪の毛は男性で3〜5年間は伸び続けます。ところが、年齢とともにそ の成長サイクルが短くなってしまいます。
「薄くなってきたな」と思う頃、そのサイクルは4〜6ヶ月程度になってきて いるようです。つまり、長くならないうちに抜けてしまいますので薄くなったよ うに見えるのです。
ですから、薄くなりはじめた頃の頭皮を顕微鏡で見るとウブ毛のようになって しまった毛髪がたくさん見られます。この段階でトリートメントをしてあげれば まだ回復の可能性があるわけです。

そのサイクルを狂わせてしまう原因が、前のページのように、5αDHTとい う物質のせいだ、といわれています。
そこで、5αDHTの生産をふせいであげれば正常なサイクルに戻せるだろう と考えられます。


アブラをとるには
じゃ、どうするか!ですが、手っ取り早い方法が毛穴の中のアブラを取ってし まうことです。ところが、毛穴の開口部分は垢などで固まってしまっていること が多く、シャンプーだけではなかなかとり切れません。そこで脂と垢で固まって いるのなら油で溶かしてやればよい、ということになるわけです。グリスやほこり で汚れた機械部品をガソリンや灯油で洗うようなものですね。
で、どうせ油を使うのなら育毛効果があるものを使ってやりたいですね。当店 では育毛効果の高いブラジル産の「ホホバオイル」に、さらに育毛効果があるエ ッセンシャルオイル(アロマテラピーの原理)を配合したオイルを使用してマッ サージをしています。その後シャンプーできれいに洗い落とします。
そして、きれいになったところへ育毛剤を使用すればその効果も十分に発揮で きるわけですね。油で覆われたところへ育毛剤を使っても皮膚にしみ込みにくい でしょう。


シャンプー剤について
さらに、シャンプーですが、これは普通「高級アルコール系」の洗浄剤をベー スにしたものがほとんどなのですが、これは結構毒性が強いという意見がありま す。(ビンの裏側などにラウリル何とかと表示されている成分ですね)
ただでさえ弱っている毛根にそんな強い成分を触れさせたくないですよね。じ ゃ、安全性が高いシャンプーってなんだという事になるのですが、結論からいえ ば「石鹸系」「アミノ酸系」「両性界面活性剤系」でしょう。あと、「表示指定成分」があまり入っていないもの。
「表示指定成分」というところにたくさん何かが書いてある方が効き目があり そうだという人がいますが、逆なんですね。表示指定成分というのは、簡単にい ってしまえば「過去に何かしらトラブルを起こした事があるものだから、これを 配合したときには表示しなさい。」という意味なんです。
ですから、せいぜい「パラペン(防腐剤)」「香料」程度のものしか書いてな いものの方が良いわけです。かといって、何も書いてないものはちょっと怪しい 感じがしないでもないですね。当店ではきちんと説明をしてくれる信頼できるメ ーカーの製品を使用しています。みなさんもシャンプーを買うときにはその辺の ところを注意して購入してください。
と書いてきましたが、今は「全成分表示」になっているので、たくさんの難しい名称が並んでいます。こうなるとどれが表示指定成分なのかがかえってわかりにくくなってしまいました。


自宅でできるお手入れ

1.シャンプー
とにかく洗いましょう!朝晩に洗っても大丈夫です。よく「洗いすぎはいけな い」という人がいますが、男性の場合はアブラが出過ぎる位なのですから洗った 方がよいですよ。そんなに洗って髪が傷まないかと思う方もあるでしょうが、育 毛に関しては「毛髪」と「地肌(毛根)」は分けて考えてください。毛は痛んで も生えてさえくればその毛は健康な毛ですよね。毛根が痛んだらどうなります? 毛、生えてきます?まず地肌(毛根)を健康な状態にしてあげることが先決です よね。それに、育毛剤を使用しても油の被膜ができている肌につけてもしみ込み くいでしょ。育毛剤の効果を上げるためにもシャンプーは欠かせないと考えます 。
そして、シャンプーするときも、「ごしごし」こするというより頭皮を「もみ 上げるように」マッサージしましょう。そして、すすぎは特に念入りに!「これでもか、これでもか」というくらいよくすすぎましょう。いくら安全性の高いシャンプーであっても、皮膚にとっては「異物」なのです から。

2.リンス
結論から言いますと、リンスは必要ないと考えます。先にも書きましたが、リンスだって皮膚にとってはやはり異物で すから。それにせっかく油を落としたのにまた皮膚に皮膜を作ることないですよ ね。トリートメントも同じです。それに、リンスやトリートメントは表示指定成 分のかたまりですし。せっかくシャンプーに表示指定成分が含まれていないもの を使っているのに後からそんな物をつけたらなにもならないでしょ。でも、「ど うしても髪がきしんだりしていやだ」という方はその部分だけにヘアクリームか 、オイル(スクワランとかホホバなど)をすこしつけましょう。その際、地肌に つかないように注意してください。地肌には育毛剤以外の物は「なにもつけない」のが基本です。

3.育毛剤
よくある質問に、「育毛剤はなにがいいの?」というのがあります。育毛剤に よってその狙っている効果はいろいろあります。今のところ次のような成分を配 合した物が多いようです。

A 毛細血管を拡張して毛根への栄養供給を改善する。
B 毛根を刺激して細胞分裂を促す。
C 皮脂の分泌を抑制する。
D 5αリダクターゼの働きを抑える。

もちろんどれか一つだけが配合されているのではなく、複数配合されているわ けです。
で、結論ですが、どれも似たような物です・・・・・。これでは話になりませ んので選ぶときのポイントを申し上げましょう。
まず頭皮や髪の毛を観察します。
(1)シャンプーしてもじきにべたついてくる人
このタイプの人は男性ホルモンが過剰ですので女性ホルモン(エストラジオー ルなど)が配合されている物がよいでしょう。そして当たり前ですが皮脂を抑制 する成分が配合されている物。このタイプの人はあまり強いマッサージはさけて ください。皮脂の分泌がよけいに盛んになります。
(2)全体に髪が細くなっている人
血行をよくする成分と細胞分裂を促す成分が配合されている物。このタイプの 人は頭皮が堅くなっているケースが多いので、よくもむようにマッサージしてあ げてください。

細かく見るとこれ以外にもいろいろ分類されるのですが、大きく分けるとたい がいこのどちらかですね。
で、どれを使えばいいの?ですが、実際の商品名をあげるのはちょっと・・・ 上記のことを参考にして選んでください。
ところで、前の方で「皮脂で覆われたところに育毛剤はしみ込まない」といい ましたが、例外はあります。たとえば、ペンタデカン酸のグリセリンエステル(^_^;) とか女性ホルモン、ビタミンEなどは油との相性がよくて皮膚に浸透しやすい です。

4.食物
食べ物にも注意しましょう。脂っこいものは体内に入ってもアブラです。よけ いにギトギトしそうです。とりすぎに注意しましょう。髪の毛には「ワカメ」と いう関係がよく言われますが、間違いではありません。でも、ワカメだけ食べて ればよいというものでもありません。ワカメのミネラル分は大事ですが髪の毛の 材料はタンパク質です。良質のタンパク質をたくさん食べましょう。最近、脱毛 の原因の一つに「亜鉛(Zn)の不足」が言われています。牡蛎などの亜鉛を多く 含む物を食べるようにするのもいいかもしれません。
 アルコールは程々の量であれば血行はよくなるし、ストレスも解消されるし いいと思いますが、飲み過ぎはいけませんよね。まして肝臓を痛めてしまっては 髪の毛どころじゃないですから。ちなみに私のγ−GTP値は100ちょっとで す。(^_^;;)

5.その他
 毛根に栄養を運ぶ血液の通り道、血管の通りを悪くするたばこは最低です。 やめた方がよいでしょう。ただし、それによってストレスがたまるようじゃかえ ってマイナスですから程々にしましょう。

それに睡眠。睡眠不足はストレスの原因ですよね。髪の毛は夜作られる、とい うコマーシャルがありましたがやはり夜はたくさん寝るようにしましょう。



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